ボーメ計の使い方

こんにちは☻
釉薬をかけるとき「ボーメ計」(比重計)を使って、釉薬の濃度を測ります。
そもそも「ボーメ」って何?と、私自身も思ったので、自分で調べたことを書いておこうと思います。

ボーメ、で検索すると、一番先頭に、wikipediaがきました。以下引用です。

ボーメ度(ボーメど、Baumé degree)は、比重の計量単位である。日本の計量法体系では、「重ボーメ度」のみを計量単位規則別表第一において規定している。計量単位規則における定義は、次式である[1]

wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%A1%E5%BA%A6

読んではみましたが、全然わかりません。
wikpediaを読み進むと、概要の最後の一文にこうありました。

実用上は、浮ひょう(浮秤 「うきばかり」とも hydrometer)の一種であるボーメ比重計の示度として示されることがほとんどである。

wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%A1%E5%BA%A6

googleの検索画面を進めると、「塩ボーメ」「醤油ボーメ」「砂糖ボーメ」と出てきました。
塩ボーメは、調理の際に食塩濃度を調べるのに使うのだそう!知らなかった!
醤油ボーメは、醤油の濃度を調べるのに、砂糖ボーメは砂糖水の濃度を調べるのに使うそうで、それぞれ専用のボーメ計があるようでした。
塩、醤油、砂糖と、それぞれの比重に合わせているので、長さとメモリが違うのか・・・すごいな。

参考 日本計量器工業株式会社 http://www.nikkeithermo.co.jp/publics/index/40/

陶芸のボーメ計も、専用に売っているので、先出のボーメ計との違いは分かりませんが、形状と使い方は同じです。よく混ぜた釉薬に釣りのウキのように浮かせて、メモリを読みます。
一般的には、40-45ボーメ(単位が “ボーメ” でいいってことですよね?)で使用します。釉薬によるので、守らなくて良い?気がしたり。

写真は、55ボーメ。この釉薬だと、濃い状態。

ボーメ計は釉薬をかけるのに、すごく強い味方。ただ、ガラスだし、割れそうでいつもヒヤヒヤ。
これが、釉薬の中で割れたら、めんどくさそうやなーといつも思うので、慎重に使っています。
陶芸 ボーメ計と検索して見ると、お手製のボーメ計を作っている人がおり、ハッとしました。作ればいいのか!すごい。

私が使っているボーメ計は20cm未満の短いものです。
細いから、なのか?化粧土*では、使えないのが悩みだったので、手作りで太くて重いボーメ計を作れば、、、、使えるようになるのでは、と宿題ができました。新しいものを作るのは、ワクワクします。(だいたい失敗しますが)
そんな試行錯誤の様子もいつかお届けできればと思います。

※化粧土とは
カオリンなどの白い原料や、白い粘土を見ずに混ぜ、ドロ状にしたもの。素地にかける。
粘性が高いので、ボーメ計では測るのに時間がかりうまく測れない。



追記
割りました・・・・。

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